学会と夏休み in Coimbra and Lisbon, Portugal
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9/3:出発〜投宿まで
昼ちょっと前の便なので、それほど急がなくてすむのはありがたかった。また、e-Ticketという仕掛けでチケットが手元にないので、無くす・盗まれる心配もない。が、問題は成田でのチェックイン。2-3時間前に来て、というが、チェックインが始まったのは、出発2時間前。おーい、しっかりしろよ、British Airways。
チェックインを済ませたら、早々にセキュリティチェックを受けて、出国審査。セキュリティは厳しくなっていた。女性の化粧品は量的に要注意。パソコンは判っていたけどね。
本来より1時間ほど遅れての出発。乗継が怪しくなるが、まあ、しょうがない。機内エンタメの映画と食事、フリードリンクで時間を潰す。11時間半の飛行は、眠らなかったしろくに映画も見なかったが、心理的には苦ではなかった。1時間遅れで乗り継ぎのヒースロー到着。乗り換えに30分とないが、ここでまたセキュリティチェックを受けなくてはならない。やきもきしていたが、人が少なくて、すんなり通れた。売店のある広間に来ると、掲示板で乗り継ぎの飛行機を探すが、なんと搭乗ゲートが出ない。どうなっているのかとカウンターで訊くと、暫く待てという。ここで入れ忘れていたマイレージを加算してもらう。何故か私のカードに妻の分も入れてくれた。これでどこか行けるかな?
待つことしばし、搭乗時刻になって掲示板に搭乗ゲートが示され、早速ゲートが開いている。やきもきさせてくれるもんだ。
次は3時間ほどのフライトだが、エンタメがないので手持ち無沙汰。本を読む元気もない。半分凍った機内食を食べると、安心するものの、疲れが出た。待つことしばし。ポルトガル語と英語のアナウンスが流れて、さあ、リスボン空港だ。着陸はスムーズだった。
1時間近く遅れてリスボン空港到着。いやはや疲れた。飛行機を降りてからはバスだったので、その車窓から乗ってきた飛行機を一枚。 |
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入国審査は日本に入るより楽なくらい。空港ロビーは結構にぎやかで、流石は首都と思わせる。列に並んでタクシーに乗り、行き先を告げて地図を渡すと、「Sim」という返事。リスボンの町の中は雑然として一方通行が多いし、ロータリーはあるして大変だ。そんな中を軽快にベンツのステーションワゴンは走ってゆく。モニュメントや白い建物に目を奪われる。くるくる回る風景は、無限のメリーゴーラウンドである。
やがて楽天で取った宿に到着。15ユーロもしなかったから、リーズナブル・・・と思う(頭の中は1ユーロ180−200円くらいに考えていた)。宿の主人に遅れた侘びをいい、訛りのある英語に親しみを覚え、談笑して鍵をもらう。ツインで8000円台の部屋としてはチープな感じもぬぐえないが、何となく、リスボンという街にいることを考えると、それが良く似合っているように思う。必要な荷を解き、しばしくつろいで明かりを消した。